ビーナスとセリーナには姉が3人いるのですが、学校での成績はトップ。3人はビーナス・セリーナの練習に付き合い、暗くなるまで球拾いをしていたそうです。母親・オラシーンも姉妹にテニスの指導をしながら、時には夫を叱咤激励して家族を支えます。リチャードは家族を養うため仕事をいくつも掛け持ちしていたのが描かれています。こうした固い絆で結ばれている家族の姿や子どもの幸せを考え抜く親の態度が、この作品を観る人の胸を打ちます。
エンディング曲はビヨンセが歌っています。ビヨンセはセリーナの結婚式に出席したり、大会を訪れたりするなど、とても仲の良い友人だそうです。
貧困な家庭からどうやってテニス界のスターを誕生させたのか、ノンフィクションを映画化した『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)公開です。(SJ)
◇映画『ドリームプラン』 (原題:KING RICHARD)
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。
出演:
ウィル・スミス アーンジャニュー・エリス サナイヤ・シドニー デミ・シングルトン トニー・ゴールドウィン ジョン・バーンサル
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
脚本:ザック・ベイリン
撮影:ロバート・エルスウィット
配給:ワーナー・ブラザース映画
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