日頃から小豆と向き合っている井上さんに、おうちでもできる小豆をおいしく炊くコツも聞いた。
「小豆をゆでるときは、沸騰しているお湯のなかに一気に投入することが最大のコツです。水から小豆を入れて火にかけると、小豆本来のおいしい味はでません。10数年前までは和菓子の教科書でも水からゆでると記載されていましたが、あるときから、それが間違いであると分かり、教科書も沸騰したお湯に投入するというように書き換わりました。お菓子の世界も現在進行形でまだまだ分からないことも多いということですね」
さらに、「和菓子といえばお茶というイメージがあるかと思いますが、実はワインとも相性が良いです」と、井上さん。かりんとう饅頭やおはぎといった和菓子には、渋みが強く、香りも濃厚なフルボディの赤ワインが相性抜群だという。「この和菓子にはこのワイン」といった絶妙な組み合わせを見つけてみるのも楽しいかもしれない。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2022年2月22日放送回より
※神戸天ペロのお店で、「ラジオ関西の放送を聴いたよ」と伝えれば、1000円以上お買い上げの方に、かりんとう饅頭・「しんどい心の処方箋まんじゅう」を1つずつサービス(2022年3月31日まで)
【2022年2月22日放送回…放送音声】