余った「日本酒」を大活用! 灘の酒蔵直伝レシピ教えます 保存時のポイントや「料理酒」との違いも

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 キッチンの奥で眠っている「日本酒」はありませんか? 贈り物でいただいたもののお酒が得意ではない、味は好きだけどたくさん飲むことはできない……など、飲みきれない日本酒があるご家庭も多いのではないしょうか。でも、捨ててしまうのはもったいない!

 ということで、お酒が苦手な人や子どもも一緒に楽しめる「日本酒活用レシピ」を紹介します。まずは日本酒の基礎知識から。(取材協力:白鶴酒造株式会社 広報室長 植田尚子さん)

◆日本酒は腐らない!?
 アルコールに殺菌作用があることから、開栓後も清潔な状態で保存すれば、すぐに腐ることはありません。開けたけれど飲みきれないという場合は料理などに活用し、余すことなくいただきましょう! ただ、開栓後はお酒の風味が、開封前と比べて変わりやすくなります。周囲に臭いの強いものがあるとお酒に移ることもあるので、冷暗所で保管し、できるだけ早めに飲みきる(使いきる)ように心がけてください。

◆「日本酒」(清酒)と「料理酒」の違いは?
 市販の料理酒には、さまざまなタイプがあります。「清酒」タイプ、原酒にアルコールや酸味料・調味料などを加えた「合成清酒」、「清酒」を作る段階で食塩を加えた「発酵調味料」(酒類ではなく食品に分類)です。なかでも「清酒」タイプは、発酵によるうまみを料理に生かすことができます。一般的な料理レシピに記載されている「酒・料理酒」は「清酒」のことなので、原材料に食塩が含まれた料理酒を使う場合には、塩味が強くなりすぎないよう工夫してください。

◆お酒を料理に入れるワケ
 アミノ酸が豊富に含まれるため、日本酒を使うとコクとうまみが出やすくなります。また、魚や肉の生臭さを消して風味よく仕上げることもできるほか、アルコールが、素材を柔らかく、味をしみ込みやすくします。

《日本酒を美味しく活用!》

◇日本酒大量消費! 大人も子どもも楽しめる「美酒鍋」
 日本酒を煮立たせてアルコールを飛ばすので、大人も子どもも一緒に楽しめます。日本酒のおかげで素材のおいしさが引き出されるお鍋です。鍋のスープは、ご家庭で余っている日本酒の量に応じて、「6(日本酒):4(水または出汁)」の割合でお試しください。かつおと昆布で出汁をとると、よりおいしく仕上がります。

日本酒をたっぷり使った「美酒鍋」
美酒鍋

【材料】
・日本酒 3カップ(600ml)
・水または出汁 2カップ(400ml)
・お好みの具材(豚バラ肉、魚介類、豆腐、きのこ類、旬の野菜など)
・柚子こしょう・天塩など

【作り方】
1)「6(日本酒):4(水または出汁)」の割合のスープの中に、肉類、魚介類などを先に入れる。煮立たせて、アルコール分をとばす。
2)煮えにくい根菜類から順に入れ、野菜に火を通す。
3)柚子こしょうや天塩などで味を調える。

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