今春からスタートした、岡山・美作地域の食の魅力を伝える「美作国 “美味し国”プロジェクト」。特長的な項目の1つ、「新開発グルメ」は、地元の特徴的な食材をふんだんに使用して、野菜ソムリエや地域のホテル料理人らが自慢のレシピを開発したというものだ。そのなかには、地元の食材、そしてジビエを活かしたメニューもある。
温泉施設「下湯原温泉ひまわり館」（真庭市）の「鹿バーガー」も、その1つだ。
地元でとれた鹿肉の処理を昨年の10月頃から本格的に行っている同館。その新鮮な鹿肉と、地元パン店のバンズ、地元農家からのとれたて野菜を使って、ボリューム感たっぷりの “ジビエバーガー”を仕上げた。価格は1,000円（税込み）。同館での販売は午前11時から午後2時まで。
「ひまわり館は地域振興の拠点となることがコンセプト。いま流行りのSNS投稿のきっかけとなるものは何かを日々考えて、まずはグルメをと思った」と話すのは、「下湯原温泉ひまわり館」理事長の池田公博さん。その第1弾が「鹿バーガー」となる。今後は、温泉旅館とタイアップし、ご当地グルメの定番となるよう販売に力を入れていくという。
砂湯で有名な湯原温泉より車で2キロの場所にある「下湯原温泉ひまわり館」。ペット専用露天風呂があるのも特色の1つで、土産コーナーには真庭ブランドの100％天然蜂蜜や、クラフトビール、新鮮野菜、湯原名物カステラなど地元の特産品が並ぶ。年々利用者も増加傾向にある同館について、池田さんは「次世代の子どもたちが地元で働きたいと思える街づくりを目指しているので、そのきっかけにもなりたい」と抱負を述べていた。
※ラジオ関⻄『羽川英樹ハッスル！』2022年4⽉21⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より
◆「下湯原温泉 ひまわり館」HP
◆「美作国 “美味し国”プロジェクト」
