「防音室」のしくみ ラジオスタジオの壁は“厚さ50センチ” 薄く畳める「自宅用防音室」も登場

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 憧れている人もいるかもしれない設備…。今回は、「防音室」のしくみや興味深い製品について、普段はラジオを陰で支えている技術スタッフが、ラジオ番組のなかで解説しました。

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 自宅で、“宅録”などをする人は、自分の部屋に防音室を作りたい! と、一度は思ったことがあると思います。インターネット通販などでは、家でマイクをたてて歌うなどするとき用に、顔を囲むような防音パネルや、壁に貼り付ける吸音材を売っています。

 おうち時間が増えて、いろいろな商品が開発されています。2021年の12月には興味深い防音室が発売されました。島村楽器とオンライン音楽スクールなどを手掛ける「Coolish Music」という神奈川の会社が開発した、簡易防音室「S-OTODASU Ⅱ LIGHT(エス オトダス ツー ライト)」です。

簡易防音室「S-OTODASU Ⅱ LIGHT」(提供:島村楽器)

 軽量で簡単に組み立てられて、使わないときは薄くたたんでおけるというもの。簡単に人が入れる空間が作れる上にいろいろな大きさがあり、価格は10万円台から。本格的な防音工事を行うことを考えると、“とても安い”と言えます。

 ラジオ関西(神戸市中央区)のスタジオも、もちろん防音になっています。同局のオンエアスタジオは、壁の厚みが30~50cmあり、吸音材が入っています。

吸音材の入った分厚いスタジオの壁
吸音材の入った分厚いスタジオの壁

  副調整室との間や窓に使われているガラスは、中に防音フィルムを挟み込んだり、厚みの違うものを組み合わせたりした特殊なペアガラスです。防音の壁は、数年に一度、メンテナンスをしています。

ラジオ関西のスタジオ


【放送音声】2022年5月29日放送回

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