【生チョコブラウニー(17センチパウンド型 2本分)】
《材料》
チョコレート300g、バター200g、卵4個、上白糖140g、コーンスターチ大さじ2
《作り方》
(1)チョコレート、バターは同じボウルに入れて計り、湯煎で溶かしておく。
(2)卵に上白糖を加え、泡立てないようにじっくりと混ぜる。
(3)1のチョコレートとバターが溶けたら、均一になるまで混ぜる。
(4)3に2を、3回に分けて入れていく。このとき、十分に乳化〈水分と油分が均一につながった状態〉させ、生地が重くなるまでしっかりと混ぜてから次を入れること。
(5)4で光沢が出てきたら、コーンスターチを振るいながら入れる。
(6)空気を含ませないよう気を付けつつ、ここでもしっかり混ぜ合わせる。生地が完成。
(7)型の内側全面にムラなくバター(サラダ油でも可)を塗り、生地を流し込む。10センチほどの高さからトントンと2~3回落として空気を抜く。
(8)180度のオーブンで10~15分ほど焼く。
(9)生地が少し膨らんできたらオーブンから出す。粗熱が取れたのを見計らって冷蔵庫で冷やして、出来上がり。
「ポイントは『しっかり混ぜること』と、『空気が入らないようにすること』です。レシピを文字で見ると難しそうに見えるかもしれませんが、“溶かして混ぜて焼く”だけなので、要点さえ押さえればすごく簡単ですよ!」と、山場さん。好みで、生地に洋酒やナッツ、クラッカーやドライフルーツなどを入れてのアレンジも提案してくれた。
注意点としては、「洋酒を入れる場合は、入れすぎると固まりにくくなるのでお気を付けください。また、家庭用のオーブンはパワーや癖が違います。焼き時間が長くなったり片方だけ焼けたりすることもありますので、型を前後左右入れ替える、焼き時間を伸ばすなどして対応してください」とのことだった。
研究熱心な山場さんは、新メニューの開発にも余念がない。夏向けのランチメニューには、ボリューム満点のスパイシー骨付きチキンを登場させるという。最近ではチャミスル(韓国焼酎)の取り扱いを始めた。よりカジュアルにお酒を飲める空間で、チキンをお酒のあてとして楽しむのも良さそうだ。
また、同店では、店内でのフルーツの販売を再開する予定とのこと。何でも、以前コロナ禍で海外展開が難しくなった貿易会社から「国内で何かできることを」と声がかかり、その貿易会社から仕入れたフルーツをお値打ち価格で販売していたそう。今年は、昨年の悪天候の影響でまだ販売には至っていないが、夏ごろには出来の良いものが入る見込みだ。
地域に根付いたROKUMORIカフェでは、今日も多くの人が思い思いに時間を過ごしている。
(取材・文=バンク北川)
【ROKUMORIカフェ】
無農薬や有機野菜をたっぷり使ったフードメニュー、ここでしか食べられない人気パティシエのケーキを提供する店。六甲ライナー・アイランドセンター駅直通の神戸ファッションマート1階。営業時間は午前10時~午後8時(※予約があれば午後9時まで対応)。水曜定休