「夏のアスファルトは60℃近く」 熱中症が多いのは7月 神戸市が12種の個性派ポスターで対策呼びかけ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「夏のアスファルトは60℃近く」 熱中症が多いのは7月 神戸市が12種の個性派ポスターで対策呼びかけ

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■ポスター(1)【猛暑日よりも危険なのは、作業初日でした。】~野外での仕事は初日に多いと注意喚起~

 仕事中に起きる熱中症は、屋外の建設現場などで多くみられる。毎年のように暑さを乗り越えているからと言って、何の準備もせずに暑い時期の作業を迎えるのは危険だ。野外作業中の熱中症は、6月頃の発生が多くなっている。

 発生件数は作業初日が最も多く、初日から3日間で、約3分の2を占めるというデータもある。こまめな水分補給や暑さ対策はもちろん、暑さに慣れるための「暑熱順化」(※)など、リスクを下げる行動を。(※「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動をするなど、暑さに慣れるための行動のこと。消防士も行っている)

■ポスター(2)【32℃の真夏日は、子どもにとって35℃の猛暑日でした。】~子どもたちの目線で暑さを注意喚起~

 子どもは大人よりも身長が低い分、地面からの照り返しの熱を受けやすい。150センチの高さで測定した気温が32度のとき、しゃがんで遊ぶ子どもと同程度の50センチの高さでは35度以上になる。子どもを遊ばせるときは、定期的に涼しい場所で休憩が必要だ。

■ポスター(3)【「夏のアスファルトは、60℃近くになる。その熱は、ベビーカーをあたためる。】~r赤ちゃんの気持ちで注意喚起~

  小さい子どもと同様に、ベビーカーに乗った赤ちゃんも地面に近いところにいる。ポスターでは、赤ちゃんを「抱っこして、身体の熱や汗のかき具合を確かめましょう」と勧めている。

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サンデー神戸 | ラジオ関西 | 2022/06/26/日 09:00-09:30

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