■ポスター(4)【ノドが教えてくれない、渇きがあった。】~ ノドが渇く前の水分補給を呼び掛け~
熱中症死亡者数の多くを占める高齢者。加齢にともない、喉の渇きを感じるセンサーの感度が鈍るため、気づかないうちに水分補給のタイミングが遅れて脱水状態となり、熱中症につながってしまう。喉が渇いていなくても、1時間に1回、コップ1杯程度の水やスポーツドリンクを取るよう心掛けたい。
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同市では、熱中症にならないために、▼暑さをさける、▼こまめな水分補給、▼涼しい服装などの対策を呼び掛けている。また、「人と距離を取れる場所ではマスクを外す」「エアコンをつけていても時々は換気をする」といったコロナ禍での対策も提示。さらには、「神戸市熱中症予防対応指針」として、学校生活でも「児童生徒等の間に十分な距離を保ち、登下校時にはマスクの着用はしない」とし、就学前の子どものマスク着用などについての情報を、市のHPに掲載している。
市内の119番通報をすべて受信し、消防車・救急車の出動指令を行うのは、神戸市危機管理センターの消防管制室。神戸市消防局須磨消防署の救急救命士・足立恭悟さんは「今年は夏のイベントなどが戻りつつある。感染予防と熱中症予防の両立を目指して、この時期から暑さに慣れておくことが重要。みなさん一人一人が健康で充実した夏を過ごしてほしい」と、熱中症への対策を呼び掛けた。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2022年6月26日放送回より