飲料の『アルミ缶』 最薄部分“0.1ミリ” 衝撃による亀裂や膨らみに注意 利用後はリサイクルに協力を | ラジトピ ラジオ関西トピックス

飲料の『アルミ缶』 最薄部分“0.1ミリ” 衝撃による亀裂や膨らみに注意 利用後はリサイクルに協力を

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 テーブルの角に軽く当ったり、わずか20cmの高さから落ちたりしただけで破損する場合がありますし、缶や箱全体に衝撃が加わった際は、缶底が膨らむことや飲み口の溝が開くことがあります。

缶に入った亀裂(提供:コープこうべ)
缶の膨張(提供:コープこうべ)

 商品検査センターに寄せられた中には、「箱買いしたあと、箱を縦にして地面に置いていたところ、箱の隙間から小さな石が入り、その石で缶に穴が開いた」という事例もありました。

――中身が、ビールや炭酸飲料など圧力がかかっているものなら、勢いよく吹き出しかねません。製造・輸送段階はもちろん、家庭での保管などまで、それぞれの過程で丁寧に扱わなければいけませんね。

【中川さん】 コープこうべでも、物流センターへの受け入れ時、店舗・協同購入センターへの出荷時や受け入れ時、そして店舗での陳列時やトラックでの配達時など、各過程で丁寧な取り扱いに努めています。

 食品ロスの削減の点からも丁寧な取り扱いにご協力いただきたいです。缶は一見硬く、丈夫そうに見えますが、お取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

――飲料の包装形態には、他にもペットボトルや紙素材などいろいろとありますが、中でもアルミ缶はリサイクル率が高いようですね。

【中川さん】 アルミ缶リサイクル協会のホームページによれば、2020年度のアルミ缶の消費量は重量で33万1,178トンで、缶の個数に換算すると218億缶になります。そのうち94%がリサイクルされたもの、という調査結果が掲載されています。

――ペットボトルのリサイクル率が86%とされています。ペットボトルと同様に、アルミ缶のリサイクル率が高いんですね。環境配慮の視点からも、私たち消費者も商品を丁寧に扱って、利用後はリサイクルに協力していきたいです。

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 今回のような、身近な商品にまつわる意外な話題や豆知識は、商品検査センターのホームページに「商品なるほどシート」として掲載されています。

※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』内「コープスコープ はかるたいせつ」2022年6月28日放送回より

◆コープこうべ商品検査センター リンク一覧
【公式HP】
【はかるたいせつPROJECT】
【『Hakaru』】

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