今年の夏も猛暑が予想されています。そんな厳しい季節にも役立つとして注目されているのが「ハーブ」です。なかでも、5~6月頃に小さくて美しい白色の花を咲かせる「エルダーフラワー」は、その香りの良さやさまざまな効能から、ヨーロッパでは薬用としても活用されているのだとか。免疫力の向上やデトックス効果が期待され、夏バテ・熱中症予防に使用されることが多いそう。イギリスでは「庶民の薬箱」と呼ばれているといいます。
そこで、ハーブを使ったグルメや製品などを提供するオーストラリアンダイナー「YUP!NOP!RIVERSIDE DINER(ヤップ ノップ リバーサイドダイナー)」(大阪市中央区)をプロデュースするCHARMMY(チャーミー)さんに、エルダーフラワーなどハーブについて話を聞きました。CHARMMYさんは20歳のときから、“オーガニック先進国”と言われるオーストラリアに11年間住んだ経験の持ち主です。
――ハーブとの出会いは?
オーストラリアでの生活で出会いました。オーストラリアではハーブが日常に使われているんです。日本では、「カモミール」「ミント」など単体で認識されていて、ハーブ(というグループ)で捉えられていないことが多いので、広めていこうと思いました。
――「ハーブ」の魅力を教えてください。
体への負担が少なく、良い匂いなので五感に刺激を与えられるところも魅力的ですね。(海外では)民間療法で使われ、普段の生活にも取り入れられています。
――お店のこだわりは?
川沿いなので、自然に近いお店にしたいという思いがありました。ドリンクも、他では飲めないものを提供しています。
――エルダーフラワーを使ったドリンクが人気だそうですね。