『恐竜』は絶滅していない!? “スズメとティラノサウルス”の意外な関係 「姿を変えて私たちの身近に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『恐竜』は絶滅していない!? “スズメとティラノサウルス”の意外な関係 「姿を変えて私たちの身近に」

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◆エミュー
鳥類の中ではダチョウに次いで世界で2番目に大きく、毎年冬になるとエメラルドグリーンの大きな卵を産みます。

進化の過程で飛ぶことをやめて走ることに特化したため、鳥類ですが飛ぶことはできませんが、その代わりになんと時速50km程で走ることができるといいます。

同じ飛べない鳥のなかでも、ダチョウには大きな翼がありますが、エミューにはそれが見当たりません。しかし……エミューにも翼があるのです。空を飛ばないため極めて小さくなっていますが。そして先端には爪が1本生えています。この爪は、恐竜の前足から鳥類の翼に進化していった名残りとみられます。

エミュー(写真提供:淡路ファームパーク イングランドの丘)

◆ギンガオサイチョウ
サイチョウの名前は、サイの角のような突起がくちばしの上にあることに由来します。この突起は「カスク」と呼ばれていて、カスクの役割については、鳴き声をとどろかせるため、放熱するためなど様々な説があります。

サイチョウの仲間は、果物をたくさん食べてフンと一緒に種をばらまくので、ジャングルの生態系の中では大切な役割を担っています。

また、夫婦の絆がとても強いことで知られています。当園でも最近ペアが成立したところで、エサを口移しでプレゼントするなど仲の良い姿をご覧いただけます。

ギンガオサイチョウ(写真提供:淡路ファームパーク イングランドの丘)

◆カンムリヅル
名前の由来通り、頭の冠のような飾り羽が特徴的です。一般的にツルの仲間は、主に地表で生活するため、木につかまることに向いていない足の形状をしています。しかし、原始的な特徴を持つカンムリヅルの足は握るのに適した形で、木の枝にとまって休むという珍しいツルです。当園の展示場でも、よく高いところにとまっている姿を観察することができますよ。

カンムリヅル(写真提供:淡路ファームパーク イングランドの丘)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 大昔に生きた恐竜と現在の鳥類とのつながりを見つけながら観察してみるのも、楽しみ方のひとつと言えそうです。

 今回ご紹介したのは3種の鳥でしたが、イングランドの丘には、他にも個性的な仲間がたくさんいます。訪れた際は、ぜひゆっくりと観察してみてください!

◆「淡路ファームパーク イングランドの丘」
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