フライパンを長持ちさせる方法 「アツアツのまま水に」はNG メーカーが解説「1年半で買いかえて」 |

フライパンを長持ちさせる方法 「アツアツのまま水に」はNG メーカーが解説「1年半で買いかえて」

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 日々の料理に欠かせない調理器具「フライパン」ですが、調理時に「焦げついてしまう!」とイライラした経験はありませんか? その焦げつきの原因は、誤ったお手入れ方法かもしれません。

 フライパンをはじめ、鍋やヤカンなどの金属製品を数多く取り扱う藤田金属株式会社(大阪府八尾市)代表取締役社長の藤田盛一郎さんに、お手入れのコツを聞きました。

◆フライパンは大きく分けて2種類

 日本で主流なのは、手入れがしやすい「アルミ製フッ素樹脂加工フライパン」。表面にこびりつき防止加工がされており、料理が焦げつかず、くっつきにくいのが特徴です。オムレツやパンケーキなど、柔らかい素材の料理も上手に調理することができます。

アルミ製フッ素樹脂加工フライパン(提供:藤田金属)
アルミ製フッ素樹脂加工フライパン(提供:藤田金属)

 アルミ製フッ素樹脂加工フライパンの寿命は、半年から、長くても1年半程度。表面のフッ素樹脂加工がはがれると焦げつきやすくなります。藤田社長によると「高いものを買っても1年半くらいでダメになってしまう。安くてもいいので、こまめに買いかえるのがオススメ」とのこと。

 もう1種類の「鉄製フライパン」は、使い続けるうちに油がなじんで扱いやすくなります。お手入れすることでフライパンを「育てる」ことができる、一生ものの調理器具です。焼いたり炒めるのはもちろん、深型タイプなら揚げものもできます。キャンプ用品として人気の「スキレット」も、鉄製フライパンです。

鉄製のフライパン(提供:藤田金属)
鉄製のフライパン(提供:藤田金属)

 では、お手入れや調理におけるNG行為とは……?

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