プロが解説! 大根が苦くなる3つの原因 「米のとぎ汁で茹でる」おでんの大根をおいしく食べるコツも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

プロが解説! 大根が苦くなる3つの原因 「米のとぎ汁で茹でる」おでんの大根をおいしく食べるコツも

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 風が冷たい日はアツアツのおでんが恋しくなりますよね。味が染みた「大根」は定番の具材です。そんなおでんの大根が「苦い」と感じたことはありませんか? 下ごしらえの方法をマスターするだけで、大根をおいしく食べることができます。

これからの時期食べたくなる「おでん」
これからの季節に食べたくなる「おでん」

 大根の旬は10月〜3月ごろで、冬にかけて甘みがどんどん増していきます。農産物直売所を複数展開し、地産地消に力を入れているJA兵庫南(兵庫県加古川市)ふれあい広報課の佐藤大輔さんに、大根を選ぶコツと下ごしらえのポイントを聞きました。

◆おいしい大根の見分け方

 ひげ根が少なく、表面にハリとツヤがあり、ずっしりと重みがあるものを選びましょう。葉はみずみずしく、色が鮮やかなものがよいです。

◆部位によって使い分けを!

 上部は甘いので、サラダなどの生食に向いています。真ん中は、おでんや煮物などさまざまな料理に活用できます。下部(先端)は水分量が少なく味が染み込みやすいため、漬物や照り煮などに最適です。

◆大根の保存方法

 水分が蒸発してしまうため、葉は切り落としましょう。また、乾燥しないように新聞紙などで包み、可能な限り立てて保存するとよいです。冷蔵庫で1週間程度は保存できます。

 また、大根は冷凍保存も可能! 冷凍しておけば、1か月程度は保存できます。生のまま切って冷凍した大根は、繊維が崩れるので煮物に最適。解凍せずにそのまま使用することができます。大根おろしにして冷凍する場合は、自然解凍がオススメです。

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