仕掛人である『OSAKAたこ焼きマーケット』代表の中村俊男さんは、自他共に認めるたこ焼きフリーク。百貨店の広報部に20年勤めたのち独立、“たこ焼き事業”を立ち上げました。
「5店舗すべておいしいのですが、たこ焼きの歴史を感じるなら『会津屋』。1933年(昭和8年)創業で、先代は自分の焼くたこ焼きが飛行機の機内食になることを夢を見て毎日研究していたそうです。タコのかわりに牛すじやこんにゃくが入る“元祖ラヂオ焼き”は格別のうまさがありますね!」(中村さん)
中村さんにたこ焼きへの思いを聞きました。
「たこ焼きは“作って楽しい・見て楽しい・食べて楽しい”ハッピーフード。直径4センチから5センチほどの小さな粒の中にさまざまなエピソードやヒストリーが詰まっているところにロマンを感じます! 1日3軒食べ歩いて決めた5店舗はいずれも素晴らしいクオリティ。自信をもっておすすめします」(中村さん)
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たかがたこ焼き、されどたこ焼き。店や作り手に思いを馳せながら味わうのも、楽しいかもしれません。
(取材・文=メタボリック狩森)
◆OSAKAたこ焼きマーケット
住所:大阪市北区角田町
営業時間:午前11時~午後10時
【公式ホームページ】