【兵庫・摂津】ウドに太ネギ…9割が三田産品の直売所 「冬のトマトは甘み凝縮」「地元産食べて」と生産者 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【兵庫・摂津】ウドに太ネギ…9割が三田産品の直売所 「冬のトマトは甘み凝縮」「地元産食べて」と生産者

LINEで送る

この記事の写真を見る(9枚)

 そんな尾栢さんは、肥料だけではなく、燃料の価格高騰にも頭を悩ませています。ハウスを温めるボイラーは、1棟あたり週400リットルほどの燃料が必要だそう。燃料代だけで毎週数万円かかることに加え、肥料の価格はこれまでより1.5倍以上に高騰しているとのこと。「ミニトマトであれば、1パック50円ほど値段を上げたい。でも、あまり値段が高いと手に取ってもらえなくなってしまうため、生産コストの上昇分を価格に反映するのは難しい」と話します。

 生産者の声を受け、パスカルさんだ副店長の中鶴和寿さんは「野菜の値段を上げるのが難しいぶん、消費拡大に協力してほしい。地元の野菜を買うことが(生産者の)生産意欲にもつながっていく」と呼びかけます。

 このような現状を受け、今、地域での消費拡大を後押しする取り組みが、行政・民間を問わず全国で展開されています。兵庫県では、県が、直売所や道の駅を対象にした生産者応援キャンペーンを行っています。地元の新鮮な野菜を買って食べる行動が生産者の意欲につながると心に留めて、日々の暮らしを営みたいものです。

(取材・文=岡本莉奈)

【おいしい御食国ひょうご買って応援キャンペーン!】
参加方法:キャンペーン参加店において税込み2,500円購入につき金券500円を配布
(1回につき金券お渡し上限額:2,000円)
金券配布期間:2022年11月19日~2022年12月31日
金券利用期間:2022年11月19日~2023年1月31日
※金券の配布は予定枚数に達した参加店舗から順次終了します。
※金券はキャンペーン参加店舗で使用できます。

LINEで送る

関連記事