かつてクルマは若者の憧れ…昭和ポップスにも反映 小林旭、山口百恵、横浜銀蝿らが歌った自動車ソングとは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

かつてクルマは若者の憧れ…昭和ポップスにも反映 小林旭、山口百恵、横浜銀蝿らが歌った自動車ソングとは

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【橋本】 あっ! 私、勘違いしてたかも……「悲しい出来事が 起こらないように」って、「ドライブ先でもめて見知らぬ場所で降ろされたらどうしよう」ということかと思ってました(笑)。

【中将】 どんな恋愛してきたんですか……(笑)。

【橋本】 でも、この曲は聴いたことありましたね。

【中将】 けっこうヒットした曲ですし、太田裕美さん、岩崎宏美さん、稲垣潤一さんら多くの歌手にもカバーされていますね。お洒落で聴き心地のいい、時代を超えて愛される曲なんだと思います。

 その次に紹介する曲は、山口百恵さんの「プレイバックPart2」(1978)。彼氏と暮らしていた部屋から飛び出してポルシェでドライブ。因縁つけてきたドライバーに「馬鹿にしないでよ」なんて怒鳴っちゃう……時代の変化なのか、「真夏の出来事」に比べて女性が強くなっていますね。

【橋本】 これも何度も聴いている曲ですが、そういう解釈なんですね! 確かにポルシェなどスポーツカーを運転しているのって、ほとんど男性のようなイメージが今でもありますね。

【中将】 女性が車を運転するのがカッコいい時代だったんですね。車に対するイメージでジェンダー的な感覚の変遷がわかります。

【橋本】 なるほど!

【中将】 最後にピックアップするのは横浜銀蝿の「哀愁のワインディングロード」(1983)。3年間の活動を終え、ラストシングルとしてリリースされた曲です。アップテンポでコミカルな曲が多い銀蠅としては珍しい“メロウでカッコつけた”ナンバーですね。

【橋本】 「Lonely High-way Lonely Night」……私の中で一番“昭和の自動車ソング”のイメージにハマる曲ですね……。私もこんな感じに歌って自分に浸ってみたいです(笑)。

【中将】 銀蠅だからそういう不良っぽさはしっかり出ていますね(笑)。昭和は不良文化と車の結びつきも無視できないポイントですね。

ラジオ関西「中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス」収録風景

(※ラジオ関西『中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス』2023年1月17日放送回より)


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中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス | ラジオ関西 | 2023/01/17/火 21:00-21:15

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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