給食の定番メニューともいえるコッペパンに、常時40種類以上から選べる具材をその場でサンド。コッペパン専門店『coppee+(コッペ・プリュス)』は、そんな新しいコッペパンの楽しみ方を提案する店だ。
現在、『コッペ・プリュス』は神戸市垂水区にある垂水店と須磨区にある月見山店の2店舗があり、どちらも鮮やかな赤色のオーニングテントが目印。店内に入ると焼きたてパンの香ばしい香りがただよい、ずらりと並んだ具材やトッピングのメニューにも期待が高まる。
店の自慢はもちろん、看板商品のコッペパンだ。『コッペ・プリュス』をプロデュースしているのは、60年以上もの長きにわたり兵庫県の学校給食で提供されるコッペパンを作り続けている株式会社ヒシヤ食品。その伝統の技術と製法をもとに、試行錯誤を重ねてオリジナルのコッペパンを作り上げたという。
専務取締役の小川恵美子さんは「2種類の小麦粉と発酵バター、生クリーム、新鮮な卵を使用したリッチな配合で、体に優しい無添加のパンです。大きさを2種類作り、具材を引きたてる素朴な味わい、そして口どけが良く食べやすい食感にもとことんこだわりました」と話す。
コッペパンにはさむ具材にも『コッペ・プリュス』らしさが光る。スイーツ感覚で食べられる「おやつコッペ」のなかでも人気のあんこは、神戸の天然水に北海道産小豆をあわせた特製あんこ。
食べごたえ抜群でランチにもおすすめの「おかずコッペ」には、開業当初から好評の牛スジカレーやポテトサラダ、焼きそばなど手づくりのメニューが豊富にラインナップ。
「ベースとなるソースなどから工夫をこらし、オリジナルな味わいに仕上げています。スタッフ皆でアイデアを出しあい、厳選した具材だけを商品化しているんですよ」と小川さん。