栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、季節の食材を取り入れた簡単レシピを紹介した。
春といえば、多くの植物が鮮やかに色づきはじめる。今回は、そんな季節にピッタリな一品「菜の花の卵とじ」の作り方を、よりおいしく仕上げるためのポイントとともに説明した。
必要な材料は、菜の花、卵(好みの数)、絹ごし豆腐 (半丁)、めんつゆ、みりんの5つ。
【作り方】
(1)水を張ったボウルに菜の花を入れて軽くふるい洗ってから、塩を入れたお湯で10秒ほどゆでる。
(2)ゆで上がったら、菜の花をすぐに冷水に浸けて色止めし、一口大に切る。
※ここでゆですぎると色と食感が落ちるため、ゆで時間に注意!
(3)小鍋にめんつゆと少量のみりんを入れて沸騰させる。
※めんつゆの濃度は4倍・2倍など表示通りに希釈。「うどんつゆ」に適した濃度・割合で作るのがオススメ。
(4)3が沸騰したら弱火にして、小さく切った絹ごし豆腐を入れる。
(5)豆腐が温まったら菜の花を入れ、1分ほど火を通し、卵でとじて完成!
ポイントは、菜の花をゆでる際に冷水で色止めをすること。豆腐の代わりに、麩(水で戻す)を入れてもおいしいそう。春の味覚を手軽に楽しめる「菜の花の卵とじ」。食卓の彩りに作ってみてはいかがだろうか。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』2023年2月24日放送回より