大阪駅「うめきた地下ホーム」開業!近未来に向かう玄関口、最先端技術の実用化進む 関西空港へのアクセス向上 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪駅「うめきた地下ホーム」開業!近未来に向かう玄関口、最先端技術の実用化進む 関西空港へのアクセス向上

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関西空港行き特急「はるか」出発合図をする渡辺弘幸JR大阪駅長<2023年3月18日・午前10時33分 大阪駅21番ホーム>
地下ホーム(21~24番線)のうち、まずは21番線のみでフルスクリーンタイプのホームドアを設置
長谷川一明・JR西日本代表取締役社長「鉄道ネットワーク・未来・街づくりの拠点に」
うめきた地下ホームの発車メロディーを作曲した大阪府夕陽丘高校音楽科の生徒らがバイオリンの音色を響かせ、カンツォーネを披露した
ヴァイオリン二重奏 エリック・サティ作曲「Je Te Veux(ジュ・トゥ・ヴ)」
カンツォーネ「オーソレミオ」

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 通勤で大阪駅を利用している神戸市東灘区の30代男性は、午前5時過ぎに新ホームに降り立った。「新しいホームは気持ちがいいし、とにかくきれいです。地下ホームの真上の再開発が進んで、公園も整備されると聞いていますし、家族で遊びに来たいです。2年後には大阪・関西万博も控えているし、大阪駅を中心に利便性が高まるのはありがたいです」と話した。

顔認証改札では当面、大阪~新大阪間の「ICOCA定期券」利用者からモニターを募り実証実験を行う
うめきたの再開発工事を見続ける女性(写真左)「地下駅開業は隔世の感。個性ある空間を望みたい」と話した。スマートフォン越しに外国人観光客と顔認証改札

 大阪府八尾市の70代の女性は、地下ホームの緩やかなカーブを行き交う列車を眺め、感慨深げだった。父親が国鉄職員(旧・大阪鉄道管理局に勤務)で、今は亡き制服姿の父を思い出したという。
「貨物ヤード(梅田北ヤード)の時代から、ずっと工事の様子を見てきました。足掛け10年以上かかりましたね。大昔、この場所は堂島川から船が入れるように、水路を延ばしていたと聞いています。それが今や地下駅に。隔世の感とはこのことですね」と話した。

 女性はさらに、「便利になることは良いことだし、関西経済の活性化につながればと思います。東京でも品川や渋谷で大きな再開発をしていますが、1970~80年代の建築物を立て替えねばならない時期にきているのでしょう。40年前、大阪駅南側に複合商業施設「アクティ大阪」(1983年・現在はサウスゲートビルディング)が開業するまで、駅舎が低くて小さかった印象が強かったです」と振り返る。
 一方で、最近の都市再開発について「街並みの個性が消えたというか、どこに行っても同じような風景になっているような気がします」と指摘し、今後は特徴ある街や空間の充実を望んだ。

インバウンド(訪日外国人客)にとって、大阪の玄関口となる「うめきた地下駅」
2031年の「なにわ筋線」開業で南海電鉄が乗り入れ、阪急電鉄も阪急十三駅から接続する予定

 【JR WEST LABO オフィシャルページ】

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