播磨灘、大阪湾でのイカナゴのシンコ(稚魚)漁が、2023年のシーズンは3月17日までにすべて終漁した。
近年では漁獲量が激減し、2023年のシーズンは7年連続不漁予測の中、3月4日に解禁されたが、次年以降の資源量を確保するため、早期に漁を打ち切ることを決めた。 大阪湾では8日に終漁。淡路島や明石市以西では16~17日に打ち切った。
かつてのシンコ漁は約1か月続いたが、2017年以降は漁獲量が減少し、漁の期間が大幅に短縮されている。
兵庫県でのイカナゴの資源量は減少傾向にあり、翌年に向けて少しでも多くのイカナゴ資源を残すため、平成29年から、例年より早めの終漁日を設定し、翌年の親魚資源の確保に取組んでいる。なお、史上最短だったのは2020年のシーズンだった(2月29日解禁 終漁~大阪湾3月3日・播磨灘3月6日)。
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https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk16/ikanago.html