「打ち砕いた20年の“時の壁” でも心の傷は消えない…」旧優生保護法・兵庫訴訟 逆転勝訴 大阪高裁、国へ4950万円賠償命令 2023/03/24 (写真10枚) 旧優生保護法(1948~1996年)のもとで不妊手術を強制されたのは憲法違反だったとして、兵庫県内の聴覚障害者の夫婦2組と先天性脳性まひのある女性の計5人(このうち2人は提訴後に死去)が、国を相手取り計1億6500万円の損害賠償を求めた訴訟(兵庫訴訟)の控訴審で、大阪高裁は30日、 請求を退けた一審・神戸地裁判決を変更し、 国に対し計4950万円の賠償を命じた。 記事全文を読む 関連記事 旧優生保護法・兵庫訴訟 原告ら控訴「除斥期間=20年の”時の壁”」どう見る?弁護士・藤本尚道さん 2021/08/17 旧優生保護法・兵庫訴訟 原告請求棄却も、立法目的「極めて非人道的」神戸地裁判決 2021/08/04 旧優生保護法・兵庫訴訟 原告5人全員が控訴「違憲と判断も、20年時の壁崩せず」 2021/08/16 「亡き妻と喜びたかった」旧優生保護法・兵庫訴訟 控訴審 “20年の壁”に夫、不服訴え 大阪高裁 2022/11/16 旧優生保護法・兵庫訴訟 新たに女性2人が提訴へ「これまでの差別、あきらめていた…」 2023/03/03