関西初開催! 神戸で特別展「ジブリパークとジブリ展」 トトロ、ネコバス、湯婆婆も迫力満点 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

関西初開催! 神戸で特別展「ジブリパークとジブリ展」 トトロ、ネコバス、湯婆婆も迫力満点

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 神戸市立博物館(兵庫県神戸市中央区)で、特別展「ジブリパークとジブリ展」が開催されています。全国5か所を回る巡回展の4か所目。関西では初開催です。会期は6月25日(日)まで。入場は、入場日時予約制となっています。

神戸市立博物館(兵庫県神戸市中央区)
神戸市立博物館(兵庫県神戸市中央区)

■プロローグ
 2022年11月、愛知県長久手市の「愛・地球博公園」にジブリパーク(第1期)が開園しました。今展ではその誕生の舞台裏を、制作現場を指揮した宮崎吾朗監督の作品を振り返りながら紹介します。

 入り口で来場客を迎えるのはトトロ。子どもなら見上げるほどのビッグサイズです。その先には、「ジブリのなりきり名場面展」を再現した『千と千尋の神隠し』(2001年)の一場面が。列車の席に腰かけたカオナシと一緒に記念撮影することもできます(※1)。

来場客を迎える「トトロ」
来場客を迎える「トトロ」
「ジブリのなりきり名場面展」の再現展示
「ジブリのなりきり名場面展」の再現展示

 通路には、『風の谷のナウシカ』(1984年)や『天空の城ラピュタ』(1986年)、『火垂るの墓』(1988年)など初期の名作から、最新作の『君たちはどう生きるか』(2022年)まで、スタジオジブリの歴代27作品のポスターとセル画や原画がズラリと並び、ジブリの世界へといざないます。

 さらに進むと、『となりのトトロ』(1988年)に登場するネコバスが出現! 「こうべ」(「べ」は上下逆さま)と表示された兵庫会場仕様です。

ネコバス(※1)
ネコバス(※1)

 展示は4章にわたって展開されます。

■第1章「はじまりは三鷹の森ジブリ美術館」
 2001年、東京都三鷹市に開館した「三鷹の森ジブリ美術館」。宮崎吾朗監督が総合デザインを手がけ、館長も務めました(2001~2005年)。第1章では、宮崎吾朗監督の構想時のイメージボードやスケッチ、美術館実際に使用されている備品などの資料を通して、同美術館の成り立ちに迫ります。スケッチには、来場客の歓声のイメージやパークスタッフの詳細な設定が文字でも書き込まれ、宮崎吾朗監督がいかに丹念に準備を進めたかが伝わります。

第1章
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