案外できてなくない?「電子レンジ強弱の使い分け」 “弱”の特長やオート機能の仕組み メーカーに聞いた | ラジトピ ラジオ関西トピックス

案外できてなくない?「電子レンジ強弱の使い分け」 “弱”の特長やオート機能の仕組み メーカーに聞いた

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◆カチカチのバターもクリーム状に

 冷蔵庫から出してすぐのバターも、200ワットであっという間にやわらかくなります。10グラム程度なら約30秒の加熱で、パンに塗りやすいクリーム状に。ちなみに、600ワットで試してみたところ全部が溶けて液状になるか、かたい部分と溶けた部分のムラのある状態になりました。

◆ワット数が違う場合、あたため時間の計算方法は?

 600ワットでの加熱推奨商品を500ワットであたためる場合、あたため時間は約1.2倍が目安とのことです。

◆「オート機能」はワット数を自動で調整

 最近は「オート機能」付きのレンジも多く、ワット数や加熱時間を自動調整してくれるのが便利です。たとえば、日立の製品である「ヘルシーシェフ(MRO-W10A)」のオート調理では、加熱中にワット数を切り替える機能がついていて、加熱スタート前に食品の重さと表面温度を測定し、温度上昇に合わせて加熱のパワーと時間を調整し、仕上げるのだそうです。

 これまでオート機能を使う機会がなかったという人も多いかもしれませんが、仕組みを知るとその便利さがわかりますね。

写真提供:©日立グローバルライフソリューションズ株式会社

 今までは最大ワット数で適当な時間あたためていましたが、弱設定の特徴を知ると、ますます電子レンジを活用できそうです。

(取材・文=市岡千枝)

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◆日立グローバルライフソリューションズ株式会社
【公式HP】

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