【ローフード】生野菜、果物を食べて体の内側から健康に! 作って食べて、楽しく学ぶフードスクール | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【ローフード】生野菜、果物を食べて体の内側から健康に! 作って食べて、楽しく学ぶフードスクール

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 加熱処理を行っていない生の野菜や果物類を指す「ローフード」。「Raw(生の)」「Food(食べ物)」を意味し、健康志向の人を中心に注目を集めている。健康や美容に効果があるとされるローフードを取り入れた食生活を提案しているのが、兵庫県三木市に本部校を構える「Lau’aiリビングフードスクール」だ。

ローフード

 スクールを運営する一般社団法人Lau’aiで代表理事を務める西村芳子さんは11年前にローフードと出会い、酵素栄養学や細胞学を学んだ。酵素は体内で起こる消化や吸収、代謝といったさまざまな化学反応を促進するはたらきを持つ。ローフードと酵素の関係について、西村さんはこのように説明した。

「体の中にある酵素が自然に増えることはないため、食物から摂取する必要があります。野菜や果物を、生もしくは48度以下の低温で調理して食物酵素を失活させずに食べると、体内の消化酵素や代謝酵素を増やすことができる。つまり、ローフードは体にいいものをそのまま取り入れられる食材なのです」(西村さん)

 西村さんはローフード料理を提供するカフェを営んだ後、より多くの人にローフードのすばらしさを知ってもらおうと「Lau’aiリビングフードスクール」をオープン。現在は三木市にある自宅と大阪市で教室を運営し、クッキングだけでなくローフードに関する資格取得を目指すコースやオンライン講座も開設している。受講者は年々増えており、昨年12月にはこれまでスクールで学んだ生徒数が1000人を越えた。

自宅教室
教室の様子

 初めてローフードに触れる人には、ローフードのフルコースランチが味わえるという月に1度開催の『体験ランチ会』が好評だという。「なにか特別なことをするのではなく『普段作る簡単な食事にローフードを使ってみませんか』と提案しています」と西村さん。たとえば、レタスやアボカド、ニンジンなどをたっぷりはさんだ「おにぎらーず」は、にぎらずに作るからこそ生野菜のシャキシャキとした食感やうまみが感じられる1品だ。

ローフードメニュー「おにぎらーず」

 健康な体づくりにいい効果が期待できるというローフード。実際に食べて取り入れ方を楽しく学ぶことで、新たな発見がありそうだ。(嵐みずえ)

一般社団法人Lau’ai代表理事の西村芳子さん(写真右)、レポーターの嵐みずえ(同左)

※ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』2023年5月17日放送回、「魅力満載!海峡通信」より


◆一般社団法人Lau’ai(ラウアイ)
住所:兵庫県三木市志染町中自由が丘2丁目405-3
電話:0794-84-2515
【公式HP】

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