プログラムには、ひょうごフィールドパビリオンで重要となるSDGsの視点も。たとえば、練り製品は海の資源である魚から作られています。桂さんは「その製造工程を学ぶことは、海への興味を広げる“扉”となる」とプログラムに込めた思いを話します。大人から子どもまで、幅広い年齢の人が楽しめる内容です。
最後に桂さんは、「アタマ(脳)を使って作り方を学びながら、カラダを動かして自分で作った作品(ちくわ・かまぼこ)を食べる喜びは、何よりもココロの栄養になります」とアピールします。プログラムを通して、世代を問わず練り製品の魅力に気づくことができそうです。
(取材・文=岡本莉奈)