セルティック古橋亨梧&小林友希が語った、古巣ヴィッセルへの思いと、イニエスタへの感謝 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

セルティック古橋亨梧&小林友希が語った、古巣ヴィッセルへの思いと、イニエスタへの感謝

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸から欧州の舞台にわたった日本代表FW古橋亨梧選手と、元U-22日本代表DF小林友希選手(ともにセルティック/スコットランド)。6月28日から古巣で「謎の練習生」としてトレーニングに参加している。同日はファンクラブ会員とメディア向けの練習公開日とあって、大きな注目を集めていた。その2選手がメディアの囲み取材に応じ、現在のヴィッセルについてや、7月1日のホームゲームでヴィッセルを退団することが決まっている元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ選手への思いなどを語った。

古橋亨梧選手(左)と、小林友希選手。古巣・ヴィッセル神戸の練習着で、「謎の練習生」としてトレーニングに参加(写真:ラジオ関西)

 2人とも、開口一番「なつかしい」と述べた、ヴィッセルのいぶきの森練習場でのトレーニング。「みんなと会うのが楽しみでしたし、一緒に練習するのが楽しみで、こうして受け入れてくれて本当に感謝しかない。運命なのかというくらい、ファンの皆さんがいる公開日でもあったので、その日に来れてよかったと思います」と述べる古橋選手にとって、神戸での公開練習は、2021年7月10日以来、約2年ぶりとなる。

 一方、昨年末にセルティックへ移籍した小林選手は、半年ぶりの神戸凱旋。ヴィッセル育成組織出身のセンターバックは、「僕もファンの皆さんがいる前で練習できたのが一番うれしい。今年チームの調子がいいなかで、特に年齢の近い選手が活躍していて、一緒に練習しても成長している部分をすごく感じたので、僕自身もすごく刺激を受けました」と、率直な思いを語った。

大﨑玲央選手(中央)と談笑する、小林友希選手(左)と、古橋亨梧選手(写真:ラジオ関西)

 ヴィッセルは今シーズン、首位争いを展開中。そのチームの様子を、2人ともスコットランドから常に気にかけているという。

「すごく調子がよくて、勢いがありますし、毎試合見れるときはチェックしているので、本当にいい刺激をもらっていますし、僕もそれでもっと頑張らないといけないと思っているので。いま(ヴィッセルは)折り返しになるが、1つでも多く勝って、いい流れで、最終的にはみんなで笑顔で終わってほしい」(古橋)

「まだ(J1のシーズンは)半分ですが、本当にタイトルを狙える位置にいると思いますし、一緒にやっていた選手たちが活躍している姿を見るのは、僕自身も1ファンとしてうれしい。それに負けないようにやっていきたい」(小林)

 今回の練習参加にあたって、イニエスタ選手ともコミュニケーションをとったという古橋選手と小林選手。古橋選手は会話の内容について「秘密にしています(笑)」と明かさなかったが、小林選手は「英語をしゃべれるようになったかと聞かれたので、ちょっとはしゃべれるようになったと返しました」と、はにかみながらコメント。古橋選手から「彼は、余裕で(コミュニケーションを)とれます」と突っ込まれたときには、「亨梧くんもしゃべれるじゃないですか!」と言いつつ、「(自身は)まだそんなにしゃべれてないので、そこは引き続き勉強して、もっとみんなとコミュニケーションをとれるようにやっていきたい」と述べていた。

山口蛍選手(左)、飯野七聖選手(左から2人目)、酒井高徳選手(中央)とともに、笑顔でジョグを行う小林友希選手(右から2人目)と、古橋亨梧選手(右) (写真:ラジオ関西)

 古橋選手はイニエスタ選手と同じ2018年夏からヴィッセルでプレーし、“魔術師”と約3シーズン、ともに過ごして得点感覚を養った。2人の活躍もあって手にした天皇杯とゼロックス・スーパーカップ(現、FUJIFILM SUPER CUP)のタイトル獲得は特に思い出深いという。その後、欧州の舞台にステップアップし、スコットランドで得点王にもなったストライカーは、「君なら大丈夫だから自信を持ってやっていこう」と声がけしてくれたクリムゾンレッドの背番号8への感謝を、次のように語る。

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