山田先生いわく、レモン汁の強い酸性によって赤色に変化したのですが、もともとの麺の色(黄色)と合わさって赤っぽいピンク色になったとのこと。
最後に、「残っている緑色の焼きそばにウスターソースをかけて仕上げてみて」と言われたので、ソースをかけてみると……。あら不思議。緑色だった麺が、普通のソース焼きそばの色に戻ってるやないですか。
これは、アルカリ性の緑色になった麺に弱酸性のウスターソースをかけたことで中和され、茶色のソース焼きそばの色に戻ったのだとか。
「このアントシアニンの反応は、夏の代表的な花・アサガオでも見られますよ」と山田先生。
茶色、緑、ピンクのカラフルな焼きそばを食べながらアサガオを見てみると……。ほんまや、朝と昼とで色が変わってる! 朝は確か青っぽい色やったのに、昼過ぎには赤紫に変わってるで!
うーん、夏のアントシアニン!
※ラジオ関西『バズろぅ!』2023年8月2日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)