「皆さんが思っているよりも、“ひきこもり”という自覚のないひきこもり当事者は多いと思う。少しでも『つらいな』『しんどいな』と思ったら、『周りの人のほうがつらい思いをしているかもしれない』『自分はまだマシだ』とひとりで悩まずに、気楽に支援室に相談してみてはどうでしょうか。話すだけで楽になることもありますし、新しいことをしてみるきっかけにもなるかもしれません」(餅屋さん)
「人の話を聞くことによって、『(悩んでいるのは)自分だけではないんだな』と楽になれました。たくさんの人と出会うほどに自分の状態を確認することができて、“これから自分はどうしていくべきか”が見えてくると思います」(トシさん)
なお、講演会の視聴は無料。オンライでの予約が可能で、詳細については神戸市の公式サイトで確認できる。「経験者から学ぶひきこもり」と検索しても出てくる。講演会は11月30日(木)までの開催となるため、当日までの申し込みが必要。
※1 「8050問題」“80代の親が50代の子どもの暮らしを支える”ことから。
※ラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』2023年11月9日放送回より