岸田文雄首相は3日、国に賠償を命じた最高裁大法廷の判決について、「重く受け止めている。政府としても、旧優生保護法を執行していた立場から、真摯に反省し、心から深くおわびする」と述べ、「確定した判決にもとづく賠償を速やかに行う」として、7月中に原告や当事者と面会する方針を明らかにした。
旧優生保護法下での“強制不妊手術”は「違憲」戦後最大の人権侵害に決着 最高裁、国へ賠償請求
2024/07/04
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