「未来は、ほっと安心できるなつかしいものであってほしい」という思いで名付けられたリサイタルのテーマ~なつかしい未来~。北海道、東北、関東エリア、愛知県など全国からファンが集い、これまで16回すべてに来場している人もいるという、紙ふうせんの魅力が詰まったステージでは、名曲はもちろん、平山さんのルーツであるクラシックや、「イギリス・アイルランド・アメリカなどのフォークソングや映画音楽」(後藤さん)といったものまで、約20曲を披露する予定だといいます。
「人との出会いが刺激」(平山さん)、「僕らのエネルギーは好奇心」(後藤さん)と語る2人は、70代後半と思えないエネルギッシュさがあふれます。衰え知らずの歌声について、平山さんは「私たち自身だけでなく周りのスタッフさんの努力も一緒に実って、いいサウンドでお届けしたいという気持ちがある」とコメント。「それなりの年齢を重ねて、声の丸みや表現の仕方なども変わってきている。そこも楽しんでいただけたら」と述べていました。
今回のリサイタルについて、「それぞれが生きてこられた時間の流れと、紙ふうせんが体験した時間の流れ、それを舞台で一緒に融合させましょう! それは舞台を聴きに来ていただかないと経験できないことなので、ご来場お待ちしています!」と、ファンに呼びかけたのは平山さん。「20曲やれば1曲でもいいから自分の歌にしてくれれば。それを探しに、毎年来てくれていると思うので」と、後藤さんは老若男女が楽しめるこのリサイタルの醍醐味を語っていました。
「紙ふうせんリサイタル ~なつかしい未来~Vol.17」についてのチケットなど概要は、兵庫県立芸術文化センターの公式サイトに掲載されています。
【紙ふうせんリサイタル ~なつかしい未来~ vol.17(兵庫県立芸術文化センター公式サイトより)】