イボ・トゲ・うぶ毛は“うまさ”のバロメーター? 野菜ソムリエ伝授 「夏野菜の選び方&保存方法」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

イボ・トゲ・うぶ毛は“うまさ”のバロメーター? 野菜ソムリエ伝授 「夏野菜の選び方&保存方法」

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 今が旬の夏野菜。トマトやナスなど、たくさんの野菜が旬を迎えますが「どこを見て選べばいいのか」「どのように保存すればいいのか」など、分からないことも多いですよね? 南あわじの農産物を中心に、全国の旬の新鮮な野菜や果物を販売している「196マルシェ」の野菜ソムリエ・松澤美和さんに詳しく聞きました。

☆☆☆☆

■きゅうり

【選び方のポイント】太さが均一で両端がしっかりしているもの。緑色が鮮やかで、見た目よりも重量感があるもの。

【保存方法】サッと洗って水気を取り、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存する。

きゅうりは、太さが均一で両端がしっかりしているものがおすすめ

■トマト

【選び方のポイント】おしりの部分から放射状に白く線が伸びて、星のように見えるもの(スターマークと呼ぶ)。色むらがなく、ツヤとハリがあり、全体に硬くしまって丸みがあるもの(角張っているものは中が空洞になっているものが多い)。

【保存方法】水気を拭き取り、1個ずつキッチンペーパーに包む。重ならないように保存袋に入れ、ヘタを下にして野菜室で保存。なお、夏場以外は常温保存の方が適している。

トマトは、『スターマーク』があるものを選ぶ

■なす

【選び方のポイント】皮に光沢とハリがあり、濃い黒紫色をしているもの。表皮に大きな傷や色むらがなく、ガクの下が白いもの(白い部分は、なすが新しく成長した証拠)。とげのある品種の場合は、とげが尖っているもの。

【保存方法】水気を拭き取り、1本ずつキッチンペーパーに包む。保存袋に入れ、野菜室に“立てて”保存。5度以下になると低温障害を起こすので、冷え過ぎに注意。

なすは、皮に光沢とハリがあり、濃い黒紫色をしているものが良い

■オクラ

【選び方のポイント】表面を覆う「うぶ毛」は鮮度の目安。びっしりと密生し、ヘタが若々しいものを選ぶ。さやがみずみずしく、緑色が濃いもの。オクラは育ちすぎると硬くなり味が落ちるため、大きすぎないものがよい。

【保存方法】5~6本まとめてキッチンペーパーに包み保存袋に入れ、野菜室で保存。

オクラのうぶ毛は鮮度の目安となる
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