斎藤・兵庫県知事パワハラ疑惑 プロ野球優勝パレード担当職員死亡 3か月後の公表に「家族の意向」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

斎藤・兵庫県知事パワハラ疑惑 プロ野球優勝パレード担当職員死亡 3か月後の公表に「家族の意向」

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 2023年11月、神戸・大阪両市で開催されたプロ野球・阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードを担当していた兵庫県の元課長の男性が亡くなっていたことがわかった。

 斎藤元彦・兵庫県知事が24日の定例会見で明らかにした。

 県は23日、職員向けのサイトに元課長の訃報を掲載した。

 亡くなってから3か月後の公表について斎藤知事は会見で、「(元課長の)家族の意向だった」と述べた。

会見で斎藤知事は、職員が亡くなったことに「心からお悔やみ申し上げる」と述べた〈2024年7月25日 神戸市中央区・兵庫県庁〉

 男性は県民生活部・総務課長在任中の今年(2024年)4月に亡くなった。元課長は優勝パレードで企業からの寄付金を募る企画の責任者だった。

 元県民局長の男性(7月7日死亡)による告発文書では、元課長が大阪府との調整などの業務に関連して疲弊し、「精神が持たず、療養中」とされていた。

 男性はさらに、パレード運営に際して当初寄付が集まらず、金融機関に対する県からの補助金を増額し、それをキックバックで寄付させたとも指摘していた。

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