鳥取砂丘のオアシスにはいろいろな生き物もいまして、カエルやトンボの子どもであるヤゴやゲンゴロウなんかが飛んでくるそうです。
さらに、「こんなに暑い時期なんて、オアシスあたりにいっぱい人が集まってるんちゃいますか?」と尋ねてみました。
言いにくそうにしながら口を開いたスタッフさんは、「夏休み期間ですから観光の方はたくさん来ているんですが、いま、オアシスは干上がっていまして……」とひと言。
「えっ!!! オアシスなくなってしもたん!?」
じつは、私がオアシスを訪れたのは春の時期で、「夏になったら絶対に飛び込みに行くぞ!」と意気込んでいたのですが……。どうやら、雨の少ない時期はオアシスは消えてしまうそうなんです。
これも砂漠のアニメやドラマで見たことのあるシーンですが、「あ!? 前方に水がある!」と歓喜したものの、進めど進めどオアシスは現れません……。「水辺だと思ったのは、ただの蜃気楼で幻だった」みたいな……。
「灼熱の夏に飛び込んでみたい!」と抱いていた妄想ですが、この時期の鳥取砂丘のオアシスは幻のように消えてしまっているようです(2024年8月上旬時点)。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年8月10日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)