【橋本】 番組では冒頭しかお届けできませんでしたが全編12分30秒! これだけ歌詞のページをスクロールしたのは初めてです(笑)。
【中将】 妹の誕生から結婚までのロングストーリーなんです(笑)。これは実際のさださんのご実家のエピソードをモデルにして作られたということですが、結婚の挨拶に来たお婿さんに向かって「わかった娘はくれてやる そのかわり一度でいい うばって行く君を殴らせろ」というシーンは有名ですね。
【橋本】 え! 殴っちゃうの!? それだけ熱く娘のことを思っていることなんでしょうか……。私にも兄(※芸人の橋本大祐)がいますが、あいつには絶対こんな描写はできないでしょうね。
【中将】 (笑)。お次は兄が嫁ぐ妹について歌った曲です。かぐや姫で『妹』(1974)。
【橋本】 ラストが「どうしてもだめだったらかえっておいで妹よ」……素敵な歌ですけど、このお兄ちゃん、そうとう妹大好き星人ですね(笑)。でも、この曲の妹さんって、お兄ちゃんの親友と結婚するんですね。個人的にはナイなぁ……。
【中将】 僕も男の99%はクズだと思っているので、自分の妹や娘と友人がくっつくのってすごい嫌ですね。男同士が集まってする下ネタの内容とかホント最低だし、そんな生き物と身内の女子がつながるのは……。
【橋本】 (笑)。昔、兄から「友だちがお前のことをイイと思ってるらしい」と紹介されて会ったことがあるんですよ。でも二人で話してると、どうしても話題が兄のことになってしまって「もしこの人とお付き合いしたら、一生兄のことを話続けないといけないのか……」と嫌になりましたね。
【中将】 菜津美ちゃんとお兄ちゃんはあまり似てないからいいけど、似てるといろいろ気持ち悪いよね。キスしてる相手が友だちそっくりみたいな……。
【橋本】 たしかに! いろいろゾッとしそうです……。
【中将】 さて、お次はチューリップで『娘が嫁ぐ朝』(1976)。
【橋本】 これは独特の設定の曲ですね!
【中将】 娘が嫁ぐ朝に、一緒に亡き妻のお墓参りに行くという歌詞ですね。こういう曲を聴くと、父親にとって娘は永遠の恋人というか、妻の分身みたいな存在なのかもしれないって思いますね。
【橋本】 いいこと言いますね……だからお父さんも私に嫁いでほしくないのか!
【中将】 特に菜津美ちゃんとお父さんってめちゃ仲いいですもんね。
【橋本】 私の誕生日も家族全員で祝う日と、お父さんと二人で祝う日が別にあったりしますからね。「もし誰かと付き合っていても、誕生日はお父さんを優先して欲しい」とか言い出すヤバいやつですよ(笑)。
【中将】 お父さんとしては最高に楽しいだろうけどね(笑)。もし今後、菜津美ちゃんがお母さんになったとしたら、娘に対してどんな感情を抱くんでしょうね。
【橋本】 すごい心配して相手のこと調べたりするウザいお母さんになるかもしれません(笑)。