岡山県北部で展開されている国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。会場となっている12市町村のうち、奈義町では、10月19日(土)に親子向けの体験イベントが行われる。
同芸術祭の地域イベントの1つとして、奈義町文化センターの伝統文化等研修施設で催される、美作大学短期大学部幼児教育学科とコラボした親子向けのイベント。当日は、森の芸術祭のアート作品を鑑賞後、「木」に関するワークショップを実施。そのなかでは、木製ジャングルジムの組み立てを行うほか、木製おもちゃで遊ぶコーナーも用意されている。対象は、年長から小学3年生までの子どもとその保護者。受付は当日午後1時からで先着30組。参加費は無料。
国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、岡山県北部の津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町の12市町村で開催中。11月24日(日)までの期間中、国内外のアーティストによる作品展示とともに、様々なイベントが企画されている。
そのうち、津山市の津山城周辺エリアとグリーンヒルズ津山エリア、新見市の満奇洞・井倉洞エリア、真庭市の蒜山エリア、鏡野町の奥津エリア、そして奈義町の奈義町現代美術館周辺エリアの5つの市町でアート作品が設置。津山城周辺エリアの城下スクエアには、城の屋根を切り取ってさかさまにしたデザインのアーティスティックな卓球台が登場しているほか、奈義町現代美術館で展示中の坂本龍一さんと高谷史郎氏によるビデオ&サウンドインスタレーション作品なども注目されている。