《阪神・淡路大震災を知らない世代(2)》「神戸、離れない…」加久ひなみ・ことみさん(25・22) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《阪神・淡路大震災を知らない世代(2)》「神戸、離れない…」加久ひなみ・ことみさん(25・22)

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 阪神・淡路大震災から30年、神戸に住む人はみな、今の神戸の街を「美しい」と表現する。

 街には活気があり、玄関口・三宮再開発も進行中。将来の姿を想像して夢をふくらませている。

神戸の玄関口・三宮 再開発が着々と進む〈2024年10月撮影〉
フラワーロード 三宮駅前から浜側を望む

 この街が大好きな神戸っ子、加久ひなみさん(25)・ことみさん(22)姉妹は神戸市灘区で生まれ育った。2人はこれからもずっと、神戸に住み続けたいと思っている。

妹・加久ことみさん(左)と姉・ひなみさん 神戸市灘区で生まれ育った

 幼いころ楽しみにしていた、メリケンパークから眺める「みなと神戸海上花火大会」が忘れられない。六甲山から初日の出を拝んだり、地元のお祭り“だんじり”に参加したりと、神戸の風景の中で成長した。

4歳のことみさん 地元のだんじり 楽しい思い出に
2歳のひなみさん 神戸・メリケンパークで

 また、北野町の異人館で開かれたピアノ発表会は、神戸らしさが詰まった忘れられない思い出だ。

8歳のことみさん
7歳のことみさん

 震災から30年経った今、たくさんの家や建物が建ち並ぶが、幼い頃の記憶は、まだまた空き地が多かったこと。
 思えば災害の爪痕だったが、当時は何もわからず、ただ夢中で遊び回っていた。

神戸市中心部 中山手付近から浜側(神戸港方面)を望む
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