阪神・淡路大震災 マイクの前で発信し続けたラジオパーソナリティー 震災報道の継続の大事さ語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

阪神・淡路大震災 マイクの前で発信し続けたラジオパーソナリティー 震災報道の継続の大事さ語る

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 今回の震災特番では、2時間の生放送で、自らの経験を述べただけでなく、ペットの防災対策などの話から新たな知識も得たという谷さん。「30年経っても、能登などを見ていると災害弱者への対応が本当にできているのか……ものすごく心配」と現在の課題も挙げつつ、最後には「ラジオ関西で34年しゃべらせてもらっているが、一番続いた根底にあるのは、リスナーさんとの信頼関係。それが一番の心の頼りになっている。これから長いことないけど、ラジオを、この後も死ぬまで続けたい」と、71歳になる関西を代表するラジオ界のレジェンドは生涯ラジオパーソナリティーを宣言。震災を語り続けていく思いを明かしていました。

 そして、番組後には、「1つ問題が出て来たら、それに対する答えを求めていくことがずっと必要なこと。そういう意味では、区切り、区切りのとき、『今の問題は何や?』『次につながなあかん問題は何や?』ということをやっていくのは大事やと思う」と、震災報道の継続の重要性も語っていました。

※2025年1月17日放送 ラジオ関西 震災特別番組『±30(さんじゅう)~経験を今、未来(あした)へ~』より

『±30(さんじゅう)~経験を今、未来(あした)へ~』で番組パーソナリティーをつとめた、津田明日香さん(左)と、谷五郎さん(右)

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