

2階は体験や食育が中心。お茶文化や料理を楽しんだり、映像や展示で日本の食文化を学ぶスペース。子どもたちが参加できる料理教室(要予約)が予定されている。


1月に大阪市内で開かれた決起大会では、スタッフのユニホームを披露。職種によって違いを出し、清潔感のある白いジャケットや、活気や楽しさを感じられる赤い帽子などを採用した。


パビリオンをめぐっては資金集めが難航し、一時は辞退する方向で白紙に戻しかけたが、規模を縮小するなどして出展にこぎつけた。


ORAの中井貫二会長(株式会社千房・代表取締役)は「思いをひとつに、ようやくここまで達成できた」と強調した。日本で外食産業が誕生して発展する契機となった1970年大阪万博に触れ、「コロナ禍で業界全体が苦戦を強いられた経験を乗り越えた今、大阪・関西万博では日本や関西のすばらしい食文化を世界へ発信し、『新・天下の台所』を体現したい」と意気込みを語った。

