ひめチカ提灯街は地上の入り口から、5・6番街といわれるエリアまで約1000個の提灯が設置されています。照明はすべてLEDのため、リニューアル以前よりも通路に明るさがプラスされ歩行者の安全も確保されています。

興味深いのは、館内のBGMを昭和歌謡に変更したところ。あくまで「レトロ」を意識し追求したゆえの案だそうで、年配客からは「懐かしい」という反響もあったのだとか。
「地上の姫路のれん街のように、ひめチカ提灯街も多くの人に楽しんでもらえるような場所にしたい」という目標を掲げている井上さん。最後に「姫路グランフェスタは昔ながらのお店もある『地元に密着した地下街』です。多くの方々に、引き続き愛してもらえるような空間づくりに取り組んでいきたいです」と力強くコメントし、インタビューを締めくくりました。
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街の盛り上げに役立つために生まれ変わった姫路の地下街。これから人々の流れがどのように変わるのか……ワクワクしますね!
(取材・文=長塚花佳)
※ラジオ関西『Clip』水曜日 2025年3月19日放送回より