その後、野村不動産ホールディングス傘下の野村不動産コマースが運営し、2024年6月から改装工事を進めていた。事業費は19億円。
地上6階、地下1階のビルで目を引くのは、縦約6メートル、幅約3メートル、奥行き約1メートルの「くいだおれ太郎」の巨大な立体看板。


往年のように、目をキョロキョロさせて太鼓を叩きながら訪れる人を出迎える。
もとは道頓堀にあった飲食店「くいだおれ」の店頭に置かれていた看板人形。グリコの大看板や、かに道楽の立体看板と並ぶ、大阪・ミナミの象徴的存在だった。


■「よしもと道頓堀シアター」登場!
吉本興業がプロデュースする、客席で飲食可能な「よしもと道頓堀シアター」は6階に。吉本が道頓堀に常設劇場を構えるのは初めて。

最大126人収容できる多目的劇場。吉本興業社員や芸人の企画実現、インバウンド(外国人観光客)に向けたコメディ、客席で食事が楽しめるレストランシアタースタイルが売り。休日には寄席も予定している。




