「いただきます」食といのち 大阪・関西万博 小山薫堂プロデュース『EARTH MART』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「いただきます」食といのち 大阪・関西万博 小山薫堂プロデュース『EARTH MART』

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学生のみなさん、巨大カート作成中! ※画像提供・京都芸術大学

 是洞(これとう)樹里さん(3年)は「ねぶたの大きさや迫力から、いのちの重さを感じてほしい」と願う。

 大山真優(まひろ)さん(2年)は、「細部までクオリティの高いものを、と常に意識した。ねぶたが『いただきます』を大切にできるきっかけに」と話す。

 石田紗蘭(さら)さん(2年)は、「命をつむぐ食の壮大さを体感して、日々の食事を見つめ直す機会に」と意義を語る。

 3人に共通する思いは「ねぶた=カートをリアルで見てほしい」だ。

(左から)是洞樹里さん、大山真優さん、石田紗蘭さん〈2025年3月18日〉

■「録食(ろくしょく)」
カメラやセンサーを駆使して具材を入れるタイミングや水分蒸発量など、詳細な調理データを記録し、誰でも同じ料理を再現できるキッチンシステムを提案。

「録食」の世界を研究・開発する野元知子さん(ソニーグループ株式会社)

 音楽や映像が録音・録画されることで、時と場所を越えて人々の心を動かすように、料理に込められたすべてを記録し、その感動を伝えるのが「録食」。

 時間や熱、力、水分。すべての加減を1秒、1℃、1gまで高精度に記録することで、冷凍食品やレトルトでは伝えきれなかったこだわりや、そこでしか味わえなかった喜びを再現する。

 技術協力は、野元知子さん(ソニーグループ株式会社・録食チーム)。

このほか、「未来を見つめる鮨屋」として、人間国宝の鮨職人で、ふだんは天然魚しか握らない東京・銀座の「すきやばし次郎」創業者の小野二郎さん(99)が、養殖魚で握った寿司を映像で提供する 伝統技術と最新技術の融合

 そして、伝統食材の梅干しを会場で漬けて25年後の2050年に開封する企画も。

 梅干しは「万博漬け」と名付けた。


大阪・関西万博 小山薫堂プロデュース シグネチャーパビリオン「EARTH MART」オフィシャルサイト

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