オーストリア 明治天皇へ献上のピアノ、モーツアルトが演奏したヴァイオリンを奏でて…大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

オーストリア 明治天皇へ献上のピアノ、モーツアルトが演奏したヴァイオリンを奏でて…大阪・関西万博

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 大阪・関西万博で特徴的なフォルムが目を引くオーストリアパビリオン。高さ16メートルの”らせん状”のループは、五線譜をモチーフにしている。

 音楽の都・ウィーンが首都のオーストリア。テーマは「Composing the Future(未来を作曲)」。音楽を通じてオーストリアの魅力や、日本との歴史的な結びつきを紹介する。

 オーストリア政府関係者によると、素材の木の板は、ネジで接合して固定している。閉幕後に建物をリサイクルするためだ。
 
仮に接着剤を使うと、産業廃棄物になり、解体にも労力がかかるという。

 オーストリア産のトウヒ材(マツ科の常緑針葉樹)を使用し、基礎部分には杭を使わず、総重量は19トン。ネジは6000本使用した。
 らせん状のループは全長91メートルに及ぶ。薄い板を曲げてリボンのようなオブジェを形成。

 木目は万博会場の象徴、大屋根リングとの親和性を考えた。


■オーストリアパビリオン・プロモーション映像  (C) Expo Austria/BWM Designers & Architects

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