各地で夏の厳しい暑さが常態化する中、熱中症を防ぐための対策が求められています。6月からは企業に対して暑さ対策の義務化も始まり、現場ではさまざまな対応が進められています。
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そうした中で“着る冷凍庫”の異名を持つ冷却ベストが注目されており、その1つが、ワークマンが販売する『ウィンドコアアイス×ヒーターペルチェベストPRO2』です。

冷却プレートを内蔵しており、モバイルバッテリーにつなぐとおよそ1秒で冷却がスタート。プレートの表面温度はマイナス3℃近くまで下がり、暑さをやわらげるというものです。
昨年は2.5万着を売り上げたというこのベストについて、ワークマン広報部の松重尚志さんは、「従来のファン付きウェアは外気温が高い場所では温風が入ってしまうことがある。だが、(この冷却ベストは)プレートで直接体を冷やすことでより確実に涼しさを感じられる」と特徴をコメント。
レジャー用途に対応しており、「排熱用のファンの音も静かなため、フェスやイベントなど音を楽しむ場でも活用されている」と松重さん。

加えて建設現場や物流業など、長時間屋外で作業を行う現場でも使われるそう。
特に今年は、6月から始まった職場での熱中症対策義務化に伴い企業からの問い合わせや注文が増えているとのことです。



