“着る冷凍庫”とは一体? 職場の熱中症対策義務化で注目集める 「屋外フェスにも使える」とメーカー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“着る冷凍庫”とは一体? 職場の熱中症対策義務化で注目集める 「屋外フェスにも使える」とメーカー

LINEで送る

この記事の写真を見る(5枚)

 各地で夏の厳しい暑さが常態化する中、熱中症を防ぐための対策が求められています。6月からは企業に対して暑さ対策の義務化も始まり、現場ではさまざまな対応が進められています。

☆☆☆☆

 そうした中で“着る冷凍庫”の異名を持つ冷却ベストが注目されており、その1つが、ワークマンが販売する『ウィンドコアアイス×ヒーターペルチェベストPRO2』です。

”着る冷凍庫”とは?(写真提供:ワークマン)

 冷却プレートを内蔵しており、モバイルバッテリーにつなぐとおよそ1秒で冷却がスタート。プレートの表面温度はマイナス3℃近くまで下がり、暑さをやわらげるというものです。

 昨年は2.5万着を売り上げたというこのベストについて、ワークマン広報部の松重尚志さんは、「従来のファン付きウェアは外気温が高い場所では温風が入ってしまうことがある。だが、(この冷却ベストは)プレートで直接体を冷やすことでより確実に涼しさを感じられる」と特徴をコメント。

 レジャー用途に対応しており、「排熱用のファンの音も静かなため、フェスやイベントなど音を楽しむ場でも活用されている」と松重さん。

屋外レジャーに「涼しさ」を持ち込む

 加えて建設現場や物流業など、長時間屋外で作業を行う現場でも使われるそう。

 特に今年は、6月から始まった職場での熱中症対策義務化に伴い企業からの問い合わせや注文が増えているとのことです。

夏の屋外現場は「暑さとの戦い」でもある
LINEで送る

関連記事