サッカー・J1リーグ戦で2連覇中、昨シーズンは天皇杯との2冠も達成するなど、躍進ぶりが光るヴィッセル神戸。強豪クラブに成長したなか、その一員として輝きを放つのが、アカデミー(育成組織)出身のMF佐々木大樹選手です。
クラブ創設30周年の節目を迎える2025年、レジェンドが背負ってきたエースナンバー「13」をまとい、さらなる飛躍を誓う生え抜きのアタッカー。このたび2025年夏のラジオ関西タイムテーブルの顔として登場します。
その佐々木選手に単独インタビューを敢行。クラブへの思いや、ピッチ外での“趣味迷子”なプライベートの一面まで、ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』番組パーソナリティーの芥田愛菜美が話を聞きました。

◆「『13』は好きな番号、自分から(付けたいと)言わせてもらった」
【芥田愛菜美(以下、芥田)】ヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』には、これまで3度、出演いただいた佐々木選手。昨年(2024年)のお正月(元日)放送回の出演以来の単独インタビューになりますね。このたび、ラジオ関西タイムテーブルの顔として、お話を聞かせていただきます。よろしくお願いします!
【佐々木大樹選手(以下、佐々木選手)】よろしくお願いします。なかなかオファーがなかったですね……遅いですよ!(笑)
【芥田】すみません! ようやくオファーできました! では、インタビューを始めさせてください。今年、ヴィッセルはクラブ創設30周年を迎えていますが、このクラブに入団する前はどんなイメージを持っていて、入団後、何か変わったことはありますか?
【佐々木選手】イメージはそこまでなくて。まずは(郷里の島根からヴィッセル神戸の)ユース(ヴィッセル神戸U-18)に入ること。なので、ユースをメインで見ていました。トップに入った当時、(J1で)順位は中位に入るかどうかぐらいのイメージでしたが、(最近は)強くなってきたなというイメージです。
【芥田】今、強くなってきているヴィッセルに、ご自身が関わっていることについて。
【佐々木選手】たまたまでしょうけど、うれしいですね。
【芥田】今年から、クラブを代表するナンバー「13」番を背負っていますが、この番号への思いは?
【佐々木選手】ユースでも好きな番号だったので。このチームの「13」という意味は重々理解した上で、個人的にはタイミングもこの年かなというのもあって、自分から(つけたいと)言わせてもらいましたね。
【芥田】番号が変わってからの思いはどうですか?
【佐々木選手】自分自身、後ろ(背中)なので、あまりよくわからないところもありますが、たまに写真などXやInstagramで見ると、「13」番を着たんだなと感じます。(これまでの)「22」番も好きでしたが、「13」番は個人的に見ていて「いい番号やな」と感じています。
【芥田】(シーズンをまたいだ)AFCチャンピオンズエリート(ACLE)では、以前の「22」番でプレーしていたこともあり、「22」番の姿への名残惜しさもありますが。
【佐々木選手】「22」が好きだというファンの方もいましたので、変えたときに「ちょっとさみしいな」というメッセージもけっこうありました。僕も「22」に愛着はあったのですが、それ以上に、「13」愛はユースの頃からあったので。その「13」への思い入れが強いですね。
【芥田】ここからはヴィッセルの「13」番といえば、佐々木選手に……。
【佐々木選手】そうなりたいですね!
【芥田】もうなってきてると思いますが……。
【佐々木選手】いやいや、まだちょっと浸透ができてないかなと。歴代の中でも(この選手!)というのを目指したい。




