【岡山県美咲町】TKGの町が“肉まん”で勝負をかける? 地元食材使い「大阪に負けない」と意気込む | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【岡山県美咲町】TKGの町が“肉まん”で勝負をかける? 地元食材使い「大阪に負けない」と意気込む

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 自然が豊かな岡山県美咲町は、自然豊かな県中央部に位置する。「卵かけごはん」で町おこしを進めている事でも知られ、その理由には「西日本最大級の養鶏場の存在」「同町出身の岸田吟香が愛好し全国に広めたという説の存在」の2点が挙げられる。

美咲町の「たまごかけごはん」

 こうした中で、いま“新たなグルメ”が誕生し看板になりつつあるという情報をキャッチした筆者。一体どういう食べ物なのか取材した。

☆☆☆☆

 新たなグルメとは「レンコン生姜肉まん」。同町の主要産業は米・ブドウ・レンコン・生姜・養鶏などがあるが、これらを活かせないだろうかと考え、県内の有名ラーメン店と共同開発したものなのだそう。材料にはレンコン・米・生姜が使用されている。

 具材の主役はシャキシャキのレンコン。そこに加わる生姜のピリリとした辛味と爽やかな香り。パンチを持たせつつ、風味豊かに仕上げたという。皮には米を使いもっちり感を出したとのこと。優しい味わいとふっくらした食感で特製の具材を包み込む。ちなみに米は同町が誇る「棚田米」。

新たな名物に?「レンコン生姜肉まん」

 開発にあたり「生姜をきかせる」「レンコンの食感を残す」 「米を使った皮」「大阪の豚まんにも負けない仕上がり」など、数々のこだわりを詰め込み、試行錯誤と作り直しを重ねた。パッケージに関しても、何度もデザイナーとやり取りをして決まったそうだ。

 グルメ以外でも、観光地としての魅力もある同町。“日本の棚田百選”や“つなぐ棚田遺産”のに選ばれる「垪和西棚田」をはじめ、昭和30年頃のレトロな雰囲気を楽しめる「柵原ふれあい鉱山公園・鉱山資料館」、桜やツツジの名所である「三休公園」は代表的なスポット。

棚田の美しい風景

※ラジオ関西「木曜Clip」 2025年8月28日放送回「岡山県北 美の国Clip」より

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