温泉宿で出会う癒やしのアートと旅の魅力 「美作三湯芸術温度2025」を訪ねて (2)奥津編 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

温泉宿で出会う癒やしのアートと旅の魅力 「美作三湯芸術温度2025」を訪ねて (2)奥津編

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 次に足を運んだのは、毎分250リットルの自家源泉の温泉が足もとから湧き出て、入湯の瞬間に圧倒的な癒しが体感できるという、老舗の温泉旅館「名泉鍵湯 奥津荘」。その入口で、3人の目を引いたのが、森山知己さんの水玉を表現した作品と風呂敷の展示です。

森山知己さんの作品1

 また、食事処で見た、同館の横を流れる吉井川の流れを墨で表現したという作品には、「墨でこんな表現ができるのか」と、チキチキジョニーとサマンサさんは驚きの声を上げていました。森山さんが事前に来訪したうえで奥津荘に合った作品を制作したこともあり、「だからずっとここにあったかのようになじんでいる」(チキチキジョニー石原さん)。

森山知己さんの作品
森山知己さんの作品

 宿泊施設だけでなく、「道の駅 奥津温泉」の広場にも、「美作三湯芸術温度2025」の作品があるということで、行ってきました。

 そこにあったのは、ツルツルの卵から何かが生まれたような石のアート。岩見さんがついつい触ってしまうほど、インパクトがありました。藤田雅也さんによる、自然のままの石と人工的に加工した石を組み合わせた作品が、広場のあちこちに点在していました。一方、松村晃泰さんの作品も展示され、石を掘った感じのお風呂のような作品にも3人は興味津々の様子でした。

藤田雅也さんの作品

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 アートとともに、岩見さん、石原さん、サマンサさんは、道の駅店内も散策。地元の野菜をはじめ食材などはもちろん、鏡野町奥津地域のみで栽培されている日本古来種「姫とうがらし」を使ったドレッシングや、みそなどの、数多くならぶ商品にも関心を寄せていました。

 そのなかで、オリジナルの七味づくり(有料)にも注目。かわいい瓶に、姫とうがらしの他、青じそ、赤じそ、塩、黒ゴマ、白ゴマ、青姫とうがらし、山椒などを、好みに合わせてブレンドできるそうです。

マイ七味作り
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