ラジオ関西『Clip』水曜日では中四国地方(=岡山・広島・島根・鳥取・山口・愛媛・高知・香川・徳島)の魅力に迫るコーナー「トコトン中四国!」を放送中。第8回目は鳥取県にフォーカスし、鳥取県関西本部の武坂さんに話を聞きました。(※番組パーソナリティー:ワタナベフラワー)
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中四国地方の日本海側に位置する、鳥取県。神戸からは2時間半ほどで訪れることができます。「おすすめの観光スポットはやはり鳥取砂丘です」と武坂さん。ボーカルのクマガイタツロウは「行ったことあるよ! 観光リフトもありますよね」とコメント。

冬の味覚の目玉は「松葉ガニ」だそう。同県はカニの水揚げ量が都道府県別で日本トップを記録しており、中でも山陰で水揚げされた“雄のズワイガニ”を松葉ガニと呼ぶのだとか。上品な甘みと旨味を感じさせる身が甲羅の中にぎっしりと詰まっているそう。11月6日に漁解禁となり、漁港や市場はカニ一色とのこと。
雌のズワイガニであるセコガニは同県では「親ガニ」と呼ばれ、隠れた人気を誇ります。雄と比べて小ぶりではあるものの、濃厚な内子にプチプチとした触感の外子、さらにコク深いカニミソもたっぷりでカニのおいしさが凝縮されているといいます。親ガニの漁獲可能時期は12月31日までとなっており「今しか食べることができない貴重な存在」と武坂さんは強調しました。

スタジオには「焼かにせんべい」が登場。松葉ガニの甲羅をすり潰して生地に練りこんであるため、豊かな風味が特徴なのだとか。試食したパーソナリティの面々は「一口で食べるのがもったいない」「濃厚さが追いかけてきますね」「ねっとりする」など口々に感想を述べました。
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武坂さんによるとカニ関連のイベントとして『蟹取県ウェルカニキャンペーン』が現在開催中とのこと。「観光・グルメ・温泉など、贅沢な時間を楽しめる鳥取県。ぜひお越しください」とメッセージを投げかけ番組を締めくくりました。
(文=長塚花佳)
※ラジオ関西『Clip水曜日』11月19日放送回より





