《Expo Legacy》オーストリア館・ベーゼンドルファー製ピアノ“究極のピアニッシモ”姫路へ

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 大阪・関西万博のオーストリアパビリオンに展示されていた同国のベーゼンドルファー社製グランドピアノが、兵庫県姫路市の文化振興拠点「アクリエひめじ」に納品され、2月22日にお披露目のコンサートが開催された。

大阪・関西万博オーストリア館で展示されていたベーゼンドルファー社製のグランドピアノを奏でるピアニスト・久元祐子氏〈2026年2月22日 兵庫県姫路市〉

 ベーゼンドルファー社は、1828年にオーストリア・ウィーンで創業された、現存する世界最古のピアノメーカーの1つ。スタインウェイ(アメリカ)、ベヒシュタイン(ドイツ)と並び世界三大ピアノとされる。

大阪・関西万博 オーストリアパビリオンのエントランスで来場者を出迎えたベーゼンドルファー社製グランドピアノ〈2025年4月13日 大阪市此花区・夢洲〉※撮影・ラジオ関西コンテンツクリエイト局
オーストリアパビリオンの公式キャラクタ「Aka-Shiro-Aka(アカシロアカ)」。雪だるまのような愛らしい姿で、オーストリアの国旗(赤・白・赤)をモチーフに〈2025年4月30日 大阪市此花区・夢洲〉※撮影・ラジオ関西コンテンツクリエイト局

 自動演奏機能も備えたこのモデルは、世界で16台制作され、このうち1台が万博のオーストリア館に展示された。

大阪・関西万博 オーストリアパビリオンのテーマは「未来を作曲」

 「The Great Wave off Kanagawa」と名付けられ、江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の作品「神奈川沖浪裏(かながわおき・なみうら)」がピアノの大屋根(蓋)の裏側に描かれている。

アクリエひめじに納品されたグランドピアノ 葛飾北斎と浮世絵自体へのオマージュを感じることができる〈2026年2月22日撮影 兵庫県姫路市〉
譜面台に葛飾北斎の署名は朱に近い赤色が鮮やか

 ピアノのフレームと譜面台に施された葛飾北斎の署名は朱に近い赤色で、日本文化で太陽を表し、邪気を払う意味を持つ。

葛飾北斎の作品『神奈川沖浪裏(かながわおき・なみうら)』ドビュッシーの交響的素描「海」を思い浮かべる
世界で16台のうちの1つ 大阪・関西万博のための“番外”シリアルナンバーが
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