大阪・関西万博のオーストリアパビリオンに展示されていた同国のベーゼンドルファー社製グランドピアノが、兵庫県姫路市の文化振興拠点「アクリエひめじ」に納品され、2月22日にお披露目のコンサートが開催された。

ベーゼンドルファー社は、1828年にオーストリア・ウィーンで創業された、現存する世界最古のピアノメーカーの1つ。スタインウェイ(アメリカ)、ベヒシュタイン(ドイツ)と並び世界三大ピアノとされる。


自動演奏機能も備えたこのモデルは、世界で16台制作され、このうち1台が万博のオーストリア館に展示された。


「The Great Wave off Kanagawa」と名付けられ、江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の作品「神奈川沖浪裏(かながわおき・なみうら)」がピアノの大屋根(蓋)の裏側に描かれている。


ピアノのフレームと譜面台に施された葛飾北斎の署名は朱に近い赤色で、日本文化で太陽を表し、邪気を払う意味を持つ。









