みんな意外と知らない?「フライパンの選び方」 3つのポイントをマニアが解説 “NG行動”も紹介

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 料理をする人にとっては、毎日使うと言っても過言ではない「フライパン」。スーパーやホームセンターでも気軽に買うことはできますが、調理器具専門店に行くと多くの種類が存在し、一体どのような基準で選べばいいのか分からなくなったりしませんか? 石川鋳造株式会社代表取締役社長で、“自称・フライパンマニア”の石川鋼逸さんにアドバイスを求めてみました。

フライパンはどうやって選べばいい?

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 フライパンに使われる素材は様々です。どのような違いがあるのでしょうか。

【アルミ】軽くて扱いやすいが、蓄熱性はやや低い。
【ステンレス】丈夫でサビに強い。反面、熱伝導はやや穏やか。
【鉄】高温調理に強く、素材に焼き目が美しく付く。
【鋳物(鋳鉄)】特に蓄熱性に優れている。食材の旨みを閉じ込める力が強いのが特徴。

 石川さんによると、料理の仕上がりを重視する人は鉄や鋳物がおすすめとのこと。

鋳物フライパンとして手軽な「スキレット」

 フライパンを選ぶときにチェックすべきポイントとして「素材・重さ・底の厚み」の3つが挙下られると石川さんは話します。

【素材】作りたい料理に合っているかどうか。
【重さ】毎日使えるかどうか。
【底の厚み】蓄熱性や焼き上がりに直結する。

 とはいえ、最終的には「軽さ重視」なのか「仕上がり重視」なのかによって選び方は人それぞれだとか。また、フライパンの買い替えタイミングについては「コーティングが剥がれたとき」「焦げ付きがひどくなったとき」「底が反ってしまったとき」とのこと。

 鉄や鋳物のフライパンは水洗いでさっと汚れを落とし、火にかけ水分を飛ばしたあとキッチンペーパーで油を馴染ませる……といった手入れをすれば基本的に買い替えは不要だそうです。

フライパン選びのポイントは『素材』『重さ』『底の厚み』

【長くフライパンを使うためには】

 長時間の水分放置を避けるべきだと石川さんは言います。「水分が残っている状態で放置してしまうと、サビの原因となります。使用後は水分をしっかり飛ばし、薄く油を塗って保管すると長持ちします」

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 フライパンは昔に比べて安価で手に入るようになりましたが、そんな時代だからこそ、長く使うための注意点を意識すべきなのかもしれません。

(取材・文=迫田ヒロミ)

※ラジオ関西『Clip』2026年2月18日放送回より

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